9月29日、江戸川区議会第三回定例会で、私の所属している会派「超党会派えどがわ」を代表して、代表質問を行います。今回は、AIの活用、ホノルル市への視察、清掃事業、防災・垂直避難、子育て世帯の定住支援など、5つのテーマについて区の考えを伺います。区民のみなさんからの提案や、日頃の区政活動の中で感じてきた課題、仕事の現場で伺った声をもとに質問します。
質問の概要
AIは導入がゴールではなく「成果」が大切
江戸川区でも、メタバース区役所、AIアバター、AI電話応対など、AIやデジタル技術を活用したサービスが増えています。新しい技術を活用することは重要ですが、行政サービスは区民の税金によって行われています。そこで、「誰が利用するのか」「従来と比べて何が改善されるのか」「費用に見合う効果があるのか」まで検証したうえで導入しているのか、また、導入後に効果の乏しい事業を見直す仕組みがあるのかを質問します。
さらに、生成AIを活用し、単なる直訳ではなく、外国人住民にとって分かりやすい英語で行政情報を届ける仕組みや、契約・支出データをAIで分析し、不自然な支出やミスの発見を補助する仕組みについても提案します。
公費を使ったホノルル視察、どう区政に生かすのか
江戸川区とホノルル市との交流では、議会同士の交流が先行しており、区民レベルでの交流が他の姉妹都市と比較しても今一歩進んでいません。今後は成人やシニア、地域団体、事業者などにも交流を広げ、防災、福祉、健康、観光など、区民生活に成果を還元できる政策連携へ発展させることができないかを質問します。
また、公費を使った海外視察については、「誰と会ったか」「どこを訪問したか」という記録だけでなく、何を学び、それをその後の区政にどう生かしたのかまで、区民が確認できる仕組みが必要ではないかと考えています。そこで視察前の目的設定、帰国後の報告、その後の政策への反映状況まで一連の流れとして公開・検証できる仕組みについて区の考えを伺います。
清掃現場をもっと働きやすく、効率的に
清掃職員は、日々区内を回り、集積所の状況、不法投棄、地域ごとの特徴など、たくさんの現場情報を持っています。しかしそういった情報は紙で管理されているものもあり、現場からはパソコンなどの端末が十分ではないという声もあります。集積所の場所や注意事項、指導履歴などをデータベース化し、災害時の対応や不法投棄対策、現場職員の教育に役立てるためにも、実際に現場で働く職員が使えるDXを進めるべきではないかと質問します。
また、女性清掃職員が働きやすい更衣室、休憩室、トイレ、シャワー室などの環境整備や、事業系ごみの有料ごみ処理券が貼られていないケースへの指導強化についても取り上げます。
局地的豪雨にどう備える?避難のあり方を問う
江戸川区では、大規模水害に備えて広域避難が推奨されています。一方、近年発生している局地的な豪雨は、短時間で状況が変化することもあります。こうした豪雨による内水氾濫のおそれがある場合、区はどのような体制で対応するのか、また区民にどのような避難行動を促すのかを質問します。
さらに、さまざまな事情で広域避難ができなかった場合の緊急垂直避難先についても取り上げます。江戸川区内には首都高速7号小松川線や中央環状線が通っています。大規模水害時、こうした高架道路を緊急の垂直避難先として活用することができないか、区長の考えを伺います。
子育て世帯の住宅支援に「親元近居助成」を
江戸川区では、若い世代や子育て世帯に「住み続けたい」と思ってもらえるまちづくりも重要な課題です。今回の代表質問では、千代田区で行われている「次世代育成住宅助成」を参考に、区内に長く住む親の近くへ転居する新婚・子育て世帯などを支援する「親元近居助成」を江戸川区でも検討できないか提案します。若い世帯の負担を軽減するとともに、区内への定住につなげることができないか、区の考えを伺います。
区からどんな答弁があるのか
今回の代表質問では、新しい技術の活用から、現場の働き方、防災、子育て世帯への支援まで、幅広いテーマを取り上げます。
質問するだけで終わるのではなく、区がどのように答え、今後どのような対応につながっていくのかも大切です。9月29日の代表質問後、区からの答弁を整理し、それぞれのテーマについて改めて詳しくご報告します。

