木本麻由(きもとまゆ)
江戸川区議会議員、立憲民主党 江戸川区政策委員。1979年1月札幌生まれ、みずがめ座のB型。北海道大麻高校を卒業後、アメリカの美術大学、Memphis College of Art に留学しグラフィックデザインを学ぶ。化粧品や香水のプロダクトデザイン、店舗デザイン、カタログ・ポスター制作、ウェブ制作など、20年近くフリーデザイナーとして活躍する中で、江戸切子や釣りしのぶなど江戸川区の伝統工芸のすばらしさに触れる。
障がい者の母をもち、フリーランスとして長年活動する中で、障がいの有無や性別、社会的立場で差別されたり、夢をあきらめたり、回り道をしなければならない現実を目の当たりにしてきた。社会的に弱い立場におかれている人たちが能力を発揮して輝くためには政治の助けが必要だと強く感じ、政治の道を志すことを決意。2023年4月の江戸川区議会議員選挙にて、3,556票をいただき初当選。一票一票の重みをかみしめながら、駆け回る毎日を過ごす。
趣味はピアノ(クラシック・ジャズ)、編み物、カイトサーフィン。好きなものは柴犬、コーヒー、日本酒、カツ丼、納豆チャーハン。
母と私
わたしの母は5歳の時に患ったおたふく風邪が重病化してしまい、聴力を失いました。そのため、小学校3年生までは病院三昧でほとんど学校には行けず、読み書きもかなり遅かったそうです。まわりからの差別や偏見もありましたが、苦しいことを乗り越え、学生時代には国体の卓球選手として出場し、社会人になってからも働きながら私を育ててくれました。
そんな気丈な母ですが、「お母さんの耳が悪いことは人に言わないでね」と言われて育ち、障がい者であることの葛藤や不安など、生きづらさを抱える母を近くでみてきました。私たちはひとりひとりがユニークな存在で、年齢もハンディキャップも性別も関係なく、皆が輝ける存在であるべきです。
私の母のように、人と違う特徴を持っているということが「罪悪感」になってしまう、そんな人がひとりでも減る手助けをしたいと思いました。「みんな違って、みんないい。」だれもが自分らしく輝ける江戸川区を、皆さんと一緒につくります。