これからのSNSやブログの投稿について

前回の投稿から時間があいてしまいました。今月から区議会議員として、不慣れながらも一生懸命勉強する毎日です。一介の地方議員とは言え、発言に一定の影響力を持つ「公人」になるので緊張します。

今後、議会で私が発言した場合、それは公人と判断されると思いますが、議会を離れた日常に投稿したSNSやブログも公人としての発言なのか、私人としてのコメントに過ぎないのか、まだ一期目の新人議員なので、わかっていない部分がたくさんあります。そういう場合に私が考えるスタンスは、SNSやウェブサイトの情報発信は慎重でいたいということです。

議員という立場である以上、自分の意見をしっかり言う大切さは理解しています。しかしインターネットの世界では情報が瞬く間に飛び回り、デマや不確定な情報、フェイクニュースがあたかも真実のように伝えられます。「きもと麻由が今日こんなことをしました」という内容なら投稿することに躊躇しませんが、社会的に影響のある内容に対して発信するのは、距離を取って一息ついて、自分で確認して納得して、確信をもってからになると思います。むしろSNSに投稿しないことの方が多いかもしれません。決して見過ごしているわけではないことをご理解いただければと思います。

ネガティブ・ケイパビリティという言葉を最近知りました。「性急に答えや理由を求めずに、不確実さ、不思議さ、懐疑の中にいることができる能力」だそうです。一つ一つ慎重に事に当たっていきたいと思っています。

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